スーパーフードと呼ばれるモリンガ。
「モリンガ」とは、インドを原産とするワサビノキ科の植物。和名は「ワサビの木」といわれています。
『奇跡の木』『薬箱の木』などと呼ばれ、古くからインドを中心に多くの人々の健康を支えてきました。
モリンガの歴史は古く、北インド紀元前2500年のインダス文明の時代、文明の発展とともに、東洋医学の基礎ができたと言われています。
その中で注目されるのが、世界最古の伝統医学として注目されている「アーユルヴェーダ」。
「アーユル=智恵、ヴェーダ=生活」の意味で、 「心身共に健康な生活を送るための智恵」との理解ができ、その目的は「心身の浄化」が一番大切とされています。
その中でモリンガが300もの病気を防ぐと記されていたようで、ハーブ療法として利用されてきたといいます。

寒さには弱いのですが、熱帯地域であればその強い生命力から、どんな荒地でもたくましく育ちます。
しかも種をまいてから1年であっという間に実を結び、2年で3～10メートルくらいまで成長するというパワーあふれる木なんです。
インド、アフリカ、フィリピン、インドネシアなどの亜熱帯の国々では古来より薬や美容、健康のために利用されてきました。
海外ではその栄養効果の実績と称賛を受けて、非常に高い注目を浴びています。
世界三大美女のクレオパトラが、モリンガのオイルを肌に塗り、モリンガのお茶を飲んで美しさを維持していたという話もあるそうですよ。

モリンガが『奇跡の木』『薬箱の木』と注目されている理由は、人間にとって必要な栄養素のほぼ全てを摂取することができる食材だからなのです！
現在解明されているだけで90種類以上の栄養素が含まれています。さらにアミノ酸は19種類とることができる唯一の食材ということなのです！
モリンガの効果や効能は個人差もありますが便秘解消、美肌効果、糖尿病・高血圧、ダイエット、免疫力アップ、リラックス効果などがあげられています。（しかし過剰な期待は禁物です。）

そして最近ではＣＯ２（二酸化炭素）を一般の木よりも２０倍近く吸収する地球環境にも適している木であるため、全世界がモリンガの環境保全効果にも注目してきています！